まずは基礎知識。緑のカーテン勉強会
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この勉強会は夏休みに行われました。
サーモカメラを使った実験など様々な道具などを使いながら、わかりやすく教えていただきました。
まず、緑のカーテンが何故涼しくなるのか?
原理T:植物の葉で直射日光を遮り、日光から受ける熱を減少させる。
原理U:植物の蒸散作用を用い、常に植物には熱が溜まっていない状態になる。
直射日光を遮るのなら、わざわざ葉にしなくてもと思いの方もいると思いますが、葉でなくてはダメなのです。
それは、コンクリなどは熱を溜め込みます。
その、『輻射熱』により熱が放出され結局は暑くなってしまうのです。
しかし、葉の場合は蒸散作用で常に熱を溜めていない状態になるので、涼しくなるのです。
サーモカメラの実験で、腕に霧吹きで水を掛けて蒸発させる。
と言うような実験をして、水が蒸発する時には熱を奪うという事を説明しました。
つまり、植物でも同じ現象が起きているのです。
だから、涼しくなるのです。
因みに、簾(すだれ)もコンクリートと同じで、熱を溜めてしまうのであまり効果は期待できません。
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